こんにちは!飲食・観光業界のキャリアにエールを送る!
フードキャリエールのキャリアコンサルタントの宮原です。
今日は、自分って料理人・サービスマン・フロント・支配人・料理長・経営者・事務など、
飲食・観光業界の中でも、どのポジションや職種に向いているんだろうと悩んでいる方へ向けた内容になっています!

適職って何?
日頃、飲食・観光業界で働いている中で、こんな事考えた事ありませんか?
- 自分に向いているポジションって何だろう?
- 料理人やっているけど、人と接することが好きだから接客をやりたい!
- 売上管理や原価管理をしているとやりがいを感じるんだよな〜
- 飲食業界は好きだけど、黙々を作業する方がいいんだよな〜
- 人に教えたり、管理する仕事にやりがいを感じる!
ふとした時や、嬉しい!楽しい!辛い時など、
人は気付かないうちに色々な価値観を感じながら仕事をしています。
その価値観こそ、自分の適職を知るためのヒントになるのです!
適職を知る方法
では、価値観を感じ、自身の適職を知るためには、どうすれば良いのでしょうか?
それは、私がキャリアコンサルタントとして学習している際に下記のキャリア理論を参考にして、お伝えしたいと思います!
◆RIASECのキャリア理論◆
アメリカの心理学者である、ジョン・L・ホランド(John L. Holland)が提唱した、キャリア理論に基づき、『個人のキャリアにおける選択は、個人のパーソナリティと仕事環境との相互作用の結果から出来上がるものである』としてホランド理論は「適職探し」に最適と多くの方々に知られています。

上記の様に人には6つのタイプに別れており、それぞれに価値観があると言われています。これをパーソナリティータイプと呼んでいます。
- 現実的(Realistic)…物作り・機械・現実的な考えへの価値観
- 研究的(Investigative)…分析・調査・数理的な事への価値観
- 芸術的(Artistic)…芸術(ファッション・美容・絵・音楽等)・独創・アイディアへの価値観
- 社会的(Social)…人への興味・関心・貢献・感謝などの価値観
- 企業的(Enterprising)…影響力・経済・経営・リーダーシップ・目標などへの価値観
- 慣習的(Conventional)…正確・順序・規律・組織への価値観
※6つのタイプの頭文字をとってRIASEC(リアセック)と呼びます。
◆自分の適正を知る方法◆
- まず自分がどのタイプの傾向が強いか考えてみる
- そのタイプの傾向が強い、環境を見て今後の適職ポジションを考える
試しに、6つのパーソナリティータイプを飲食業界に当てはめてみます!
- 現実的(Realistic)…調理師・パティシエ・パン職人など
- 研究的(Investigative)…管理栄養士・メニュー開発など
- 芸術的(Artistic)…氷細工・飴細工職人など
- 社会的(Social)…接客サービス・フロント・ドアマン・女将
- 企業的(Enterprising)…管理(リーダー・支配人)・経営者
- 慣習的(Conventional)…サポート部門・接客講師など
このパーソナリティータイプを知るメリットは、
自分の仕事への価値観を知り、
それに合ったポジションを見つけやすい事です!
本当に大切な事
自分のパーソナリティータイプを知り、そこに合うポジションや環境を知れたとして、肝心なのはその先です!
①パーソナリティーは、その時々で変化します!
今いる自分の環境や職種で、選択するパーソナリティータイプは変わったりします。大切な事は、時間がある時に、「自分が仕事しているときに、何を価値に感じて仕事しているのか?」を考えてみる事です!そうする事で、自分の仕事へのやりがいを見い出す事ができると思います!
②環境は手段!環境を変える事だけが全てではない
今の仕事、自分に向いていないんじゃないか?もっと他にもいい環境あるんじゃないか?と考えて行動に移す前に、自問自答してみてください。その選びたい環境は、自分の何を叶えるために選ぶのかを。
是非、飲食業界で働いている方は、参考にしていただければと思います!自分でやってみて、もっと自分の事をよく知りたい!キャリアコンサルタントに相談したい!という方がいればお気軽にご相談ください!