当サイトでは「アフィリエイトプログラム」を利用して情報提供を行なっております。当サイト経由して、商品・サービスのお申し込みがあった場合、広告主よりアフィリエイト報酬を受け取ることがありますが、記事の公平性に影響を及ぼすことはありませんのでご安心ください。広告収益は、読者の皆様に役立つ情報発信ができるよう還元しております。

飲食業界

人手不足の飲食店必見!「リファラル採用」とは?

2019年7月3日

こんにちは!
飲食・観光業界に関わる人のキャリアにエールを送る!
フードキャリエールの宮原です。

本日は、採用でお困りの飲食店で働く採用担当の方々へ「リファラル採用」についてお話したいと思います!

リファラル採用とは…

自社で雇用している社員に人材を紹介してもらうシステムの事を呼びます。昨今の人手不足で、求人を出しても中々効果を出す事が難しくなっています。採用できない事で、求人媒体への広告費増加・人材紹介サービスなどで採用コストが上がり続けています。

飲食業界は、入社後3年以内の離職率が50%を超える業界です。
やはりお店ごとに雰囲気や社風があり、そこにあった人を採用したいという気持ちが強いと思います。
これから説明する「リファラル採用」をぜひ、参考にしていただければと思います!

リファラル採用のメリット

  1. 社風に合う人材を採用しやすい!
    自社で活躍している社員の紹介で人材を獲得していくので、
    自然に、お店や会社の雰囲気に近しい方が紹介されるケースが多いです。採用のミスマッチを減らす事にも繋がります!
  2. 採用コストを抑えられる!
    社員の紹介なので、広告費など一切かかりません!
    SNSも普及して無料で告知できるツールも多数あります。
    求人広告を掲載する場合、1回で採用できれば良いのですが、できない場合、掲載を続けなければならなくなり、広告費がかかります。人材紹介サービスの場合も、採用後に費用が発生しますが、年収の30%が相場なので、採用コストが大きく、早期退社した場合のリスクも大きいです。
  3. 転職潜在層に出会う事ができる!
    人の紹介ということは、必ずしも転職意思が強い方だけとは限りません。良い人材が社員の一声により、興味を示し、話を聞く中で、このお店で働きたいと思ってもらえる可能性もあるのです。求人サイトやハローワークなので出会いない人材と巡り会える可能性が高くなります。
  4. 従業員のモチベーションも上がる!
    紹介してくれた自社社員に、紹介に応じて給与・インセンティブとして支給する事で、より良い人材を紹介しようと奮闘してくれるかもしれません!

リファラル採用のデメリット

  1. リファラル採用を社内に浸透させにくい
    そもそも、「リファラル採用」を社内に定着させなければ、
    いつの間にか忘れ去られている状況になってしまいます。
    なぜ?この制度を導入するのか従業員にしっかり説明する必要があります。
  2. 採用基準が不明確だとグダグダになってしまう
    有料求人サイトや人材紹介サービスを使用する時と同じように、採用ターゲットを細かく決める必要があります。
    これが無いと、採用基準がグダグダになり、逆に選考基準が下がってしまう場合があります。
    採用ターゲットを従業員に共有し、意見をあげてもらう事で1人1人が責任を持ち自社スタッフ採用に取り組む事ができます。
  3. 社員への報酬コストがかかる
    元々、飲食業界は横のつながりが強く、暗黙の了解でほぼ全ての飲食店は、自社社員の紹介や師弟関係などで、紹介し合う風土があります。しかし、報酬がある、リファラル採用を行う事で、従業員が良い人材を紹介しようと頑張ってくれるケースも多いです。

運用方法

まずは、社内で何のための採用するかを話し合う必要があります。

大まかな流れは…

①社内で採用目的および、採用ポジションを決める
→そもそもの採用の目的(店舗拡大・欠員補充・接客強化など)について話し、そこに見合ったポジションを検討する。

②ポジションに合う採用ターゲットを決める
→スキル面(Must・Want)タイプ面(人柄など)を決め、
どういった思考で働いていて、何を叶えたくて自社に来てくれるか考える。

③採用ターゲットが刺さる採用手法を決める
→リファラル採用にこだわる事なく、求人誌・求人サイト・人材紹介などターゲットが使いそうなサービスをイメージし、話し合う。

④リファラル採用の場合、社内への周知方法と賃金報酬を決める
→採用ターゲットを全従業員に見える化できるよう工夫する。
できるだけ社員の負担にならないよう仕組み化する必要あり!
さらに、採用後の報酬額及び細かい条件を決める必要がある。
※採用後○ヶ月定着した場合、支払いなど

⑤周知後は、通常の紹介→面接→採用の流れ
→よりスピード感を保つため、書類選考せずに面接に進めた方が効果大です。

注意点

労働者の募集を行う者は、その被用者で当該労働者の募集に従事するもの又は募集受託者に対し、賃金、給料その他これらに準ずるものを支払う場合又は第36条第2項の認可に係る報酬を与える場合を除き、報酬を与えてはならない。

引用元:厚生労働省HP

文章が難しいですが、要するに、労働者の募集に対して対価を支払う事は禁止されていますが、雇用している従業員に対して、賃金・給与として支払う報酬は認められているという事です!

「有料職業紹介」という人材紹介サービスを行う上での資格が必要になってくるのですが、「リファラル採用」は、自社で雇用する社員が業務の一貫で人材を紹介してくれたことに対する評価及び給与反映ということになるので、OKとされています。

リファラル採用の報酬額も1万円〜50万円と企業により差がありますが、就業規則内に制度・料金を載せる事をお勧めします!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今までの既存サービス(求人誌・求人サイト・人材紹介サービス・自社HP・求人検索エンジン)なども使いながら「リファラル採用」を検討してみてはいかがでしょうか?

  • 「リファラル採用」=自社で雇用している社員に人材を紹介してもらうシステム
  • 採用のミスマッチを防げる・採用コストを抑えられる
  • 採用ターゲットを細かく決める
  • 社内への共有・運用が重要

ぜひ、1つの手段としてご検討ください。

<合わせて読みたい記事>
【離職率を下げる方法】従業員から退職の相談をされた…
・採用のミスマッチをなくすためには?
・飲食店必見!予約をドタキャンされないための対処法紹介

-飲食業界

© 2024 キャリエール〜働く人のキャリアを応援〜