こんにちは!
飲食・観光業界に関わる人のキャリアにエールを送る!
フードキャリエールのキャリアコンサルタント宮原です。
従業員を雇用されている飲食店経営者様、部下をまとめる店長皆様は、こんな事で悩んだことはありませんか?

- 入社後3年以内の離職率が50%以上
- 元気に働いていた社員が突然やめる
- 何が原因で辞めたかわからない事が多い
- 感覚で、評価や採用を判断してしまう
定着してくれて働いて欲しいですが、人対人なので、
中々難しい部分もあるのではないでしょうか?
本日は、そんな離職を防ぐために、
『満足度とエンゲージメント』を可視化できるツールをご紹介します。
『満足度』と『エンゲージメント』の違い

『従業員満足度』…社員満足度
従業員が、組織や仕事内容・給与・待遇・人間関係にどれだけ満足しているか見る指標
『エンゲージメント』…社員幸福度
従業員の、会社や組織に対する自発的な貢献感や、信頼関係、主体的に仕事に取り組んでいるか見る指標
実は日本は、世界中で『エンゲージメント』139位中132位と、
かなり低い位置にします。
それが、労働時間が長い割に、GDPや生産性が低い要因とも言われています。
接客でも営業でも顧客満足度を上げる事で、売上UPに繋げようと、よく耳にします。
もちろん従業員の満足度を上げる事で、売上やモチベーションUPに繋がる事もありますが、エンゲージメントを上げたほうが、
自発性も高まり、利益やモチベーションUPに繋がりやすいと言われています。
『エンゲージメント』を上げるメリット

具体的に、エンゲージメントの内訳は、多岐に渡ります。
代表的な項目を上げると…
- 仕事内容に主体性を持っているか
- 自己成長できているか
- 健康な状態か
- 人間関係は良好か
- 承認されている実感はあるか
- 経営理念に共感しているか
- 組織風土は自分にあっているか
この項目別で、それぞれ従業員は、自発的に貢献しているか、
成長を感じているかを確認し、低い部分に様々な打ち手を講じることで、『エンゲージメント』を上げていきます。
具体的なメリットとしては…
- 従業員のモチベーションUP
- モチベーションが上がったことによる売上UP
- 会社への愛着が上がることで離職率が下がる
- 採用の差別化に繋がる
『エンゲージメント』は、満足度と違い、企業・組織の土台部分になります。
給与・福利厚生・評価などは目に見える部分で、条件を上げた場合、満足度は上がりますが、それが消えてしまった場合に、満足度は下がってしまいます。
『エンゲージメント=従業員幸福度』が、高かった場合、
給与・福利厚生・条件などに左右されず、主体性を持って仕事に臨めている状態なので、そういったことに左右されにくく、生産性UPやモチベーションUPに繋がり、結果売上UP→従業員に還元され、満足度も上がる良い循環になります!
エンゲージメントを測るツールのご紹介

①ツール名:jinjerワーク・バイタル
ネオキャリア HP
提供会社 株式会社ネオキャリア
【導入のメリット】
- 従業員のコンディションを定点観測することで、些細なコンディションの変化に気づき、面談などの対処をおこなうことで、離職を防止する
- アンケート結果を蓄積することで、従業員のコンディション変化の傾向を分析することができる
- アンケートにリマインド機能があるため、高回答率を実現
②ツール名:webox
アトラエ HP
提供会社 株式会社アトラエ
【導入のメリット】
- 配信から特定課題までワンストップで実行・検証できる
- 組織改善フォローツールがあり、低い項目があった場合の打ち手が打てる
- 柔軟なカスタマイズが可能
③ツール名:HR OnBoard
HR On Board HP
提供会社 株式会社エン・ジャパン
【導入のメリット】
- 離職リスクが可視化できるツール
- リスクが出てきた場合に、対処法やアドバイスツールが充実
- 管理者に活躍・定着率を上げるナレッジをメール配信
まとめ
いかがでしたでしょうか?
人手不足により、求人募集を出しても中々、応募が集まらない、
採用しても早期退職してしまう、時給を上げたが満足しないなど、
目に見えない課題に対しては、このようなエンゲージメント可視化ツールの導入を検討されてみてはいかがでしょうか?
この記事の内容が、少しでも定着でお困りの飲食店の皆様のお役に立てれば幸いです!
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