
こんにちは!
飲食・観光業界のキャリアにエールを送る!
フードキャリエールのキャリアコンサルタント宮原です。
皆さんは、仕事を辞めたいと思った時にこんなとこで悩んだことはありませんか?
- 面接の時に退職理由を聞かれると困る…
- 人間関係が嫌で辞めたけど言いにくい…
- 給与や条件が下がったことを言いにくい…
- 正直に言って、マイナスなイメージを与えたくない…
- 下手にうそついてしまって不採用になるのが嫌だ…
確かに転職をする理由が、プラスな理由だけとは限りません。
ほぼマイナスな理由が多い印象があります。
しかし、転職するからには何か変えたい事・叶えたいことがあって行動している事が多いと思います!
この記事では、退職理由を聞かれた時の伝え方をお伝えします。
目次
そもそも、なぜ辞めたのか自己分析ができているか?

退職理由を考える前に、本当に自分自身が仕事を辞めたいと思っている又は、辞めた理由を考えたことはありますか?
辞めた理由に本当に自分が『転職に望む事』が隠れています。
退職理由を面接で聞かれた際に、自分自身と向き合えていないと、
他人にうまく伝える事ができません。
まずは、本当に自分自身と「なぜ辞めるのか」向き合ってみましょう。
面接でマイナスになる退職理由

ポイントをお伝えする前に、面接でマイナスな印象を与えてしまう退職理由をいくつかご紹介したいと思います!
- 人間関係でうまくいかず退職
- 給与が上がらず不満が募り退職
- 経営者や上司が変わった事で退職
- 部署や仕事内容が代わり退職
- 理由もなく退職など
実は上記の事は、私も様々な方の転職相談を受けてきましたが、
ほとんどの方が少なからず思っている事です。
人間関係は特に多いです!
この世で生きている限り、1人で完結する仕事はないので、
どの退職理由も、元を辿れば人間関係で退職になります。
上記の退職理由だけをそのまま伝えると、「同じ理由で辞めそう」「環境のせいにしてる」「その上で何もしなかったの?」このように感じてしまうかもしれません。
大切な事は、『この人と一緒に働きたい』と思ってもらえるかです!
その上で、退職理由を伝える時のポイントをお伝えします!
退職理由を伝える時の4つのポイント

企業はなぜ?退職理由を聞くのでしょうか?
- 同じ理由で退職しないか判断するため
- その人の人間性を見るため
自分自身が、雇う側の気持ちになった時に、退職理由を聞いたけどはっきりしなかったらどうでしょうか?
人件費をかけて採用しようという気持ちにはならないはずです!
それではその部分を考慮して4つのポイントをお伝えできればと思います。
1.結論から話す
考えながら話すとうまく伝わらない場合があります。
そんな時は、結論→理由で話すとスムーズです!
良い例:「前職を退職した理由は、給料を上げたいと思ったからです。理由としては、営業職として業績を上げたのですが、中々給与が上がらず、自分の実績や評価を認めてもらえる環境に転職したいと考えました。」
悪い例:「前職では、営業として仕事を頑張っていました。会社から与えられた目標に対して達成していたのですが、中々給与が上がらずに困ってしまいました。他の人より仕事はしているのですが…
あくまで2つとも、退職理由の一部しか話していませんが、
良い例は、端的に伝える事でスッと話が入ってきますが、悪い例は結局何が言いたいの?という感じになってしまい愚痴のような感じになってしまいました。
限られた時間の中では、伝え方が非常に重要です。
2.最後はポジティブで終わる

退職理由は、少なからずマイナスな理由があるかと思います。
しかし、その中でも会社に入った時にどんな形でお役に立てるのかを伝える事が重要です。
良い例:「目標を達成しても給与が上がらない理由を自分なりに考えました。①そもそも企業の評価制度を把握できていないのではないか②他に求められている部分に達していないのではないかという2点と自分自身で考え、上司や会社にも考えを伝えました。しかし明確な返答が来ず、私としても一生懸命業務に励んだのですが、自身の評価を正当に評価してくださる企業様のお役に立ちたいと思い、退職致しました。」
悪い例:目標を達成しても評価されないという環境に身を置いていてもモチベーションが上がらず、退職を決意しました。
いかがでしょうか?
こちらの例では、下記のポイントがあります。
・自分自身で疑問に感じた事に対して行動した。
・最後は前向きな理由で締めた。
マイナスな要因から、自身で考え行動を起こしていた結果、
退職という選択肢を取り前向きに次に進みたいという意思が見えますね!
3.職歴複数の場合は、応募先を軸にし、一貫性を持たせる

今までの職歴が複数ある場合、1社1社退職理由を聞かれる場合があります。在籍期間が短かったり、多いとそれだけで不利に感じてしまわないでしょうか?
しかし過去は変えられません!
そんな時、伝え方としてのコツは、
応募先を軸にして退職理由に一貫性を持たせる事です。
・応募先がIT業界×営業職の場合
例:「今まで3社の経験がありそれぞれの退職理由ですが、
1社目の飲食店を退職した理由は、営業職を経験したいと思ったからです。理由は、飲食業界で調理師・接客をしていましたが、長い時間働いても条件が上がらない事が大きかったです。もちろんお客様に喜んでもらう事にやりがいを感じていましたが、売上にも貢献していたのですが、3年間昇給がありませんでした。そういった事から自分の実績が給与に反映される営業職にチャレンジしたいと思い、2社目に転職しました。2社目では、広告メディアの営業として企画営業をしていました。退職を考えたのが転勤が発生し、家庭の都合上、どうしても対応する事が難しくなってしまったためです。営業の仕事は好きで、人間関係も良好だっただけに苦渋の決断でしたが、上司にも相談し快く承諾していただけました。この会社で培った課題解決能力を活かしさらに、営業としてスキルアップしたいと考え3社目に転職致しました。
3社目では、人材業界の営業職として働いていました。
退職を考えたのが、人手不足により属人的な提案営業よりもITツールを活かした課題解決手法を身に付けたいと考えたからです。
もちろん現職でも、IT関連を自主的に勉強したり、会社に提案する行動も行なっていました。ただ、私の力だけでは限界があり、今までの職務の中で経験してきた、営業・課題解決能力を活かし、IT業界の勉強も重ねながら、御社でお役に立ちたいと考えています。
少し長くなってしまいましたが、応募先に直結して締まるように、
今ままでの退職理由に一貫性を持たせ話しています。
こうする事で、聞き手は、「転職回数は多いが、営業という職種にやる気を感じている。業界は違えど複数の業界で営業を経験している事から、自社にも良い影響を与えてくれるのではないか。」と感じていただける場合があります。
もう一度言うとポイントは…
応募先を軸にして退職理由に一貫性を持たせる事です。
4.正直・誠実に自分を話す

色々とポイントをご紹介しましたが、もし私が面接官であれば…
正直・誠実さが一番です!
ポイント1〜3までのことが例え、うまく言えなかったとしても、
転職する際に、この会社で働きたい!一生懸命仕事がしたい!と言う思いが伝われば、「一緒に働きたい」と言う気持ちにさせてくれます。
伝え方が非常に大切ですが、嘘をつきすぎるのは良くありません。
必ず途中から辻褄が合わなくなってきてボロが出てしまいます。
自分の言葉で、この会社で働きたい理由を伝えることが一番大切です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私も転職を経験している立場、退職理由を話すときに迷った経験がありました。今は、キャリアコンサルタントとして相談を受ける立場になりましたが、昔も今も正直・誠実が一番だなと感じています!
改めて退職理由を伝える時のポイントをお伝えすると…
- 結論から話す
- 最後はポジティブで終わる
- 応募先を軸にして退職理由に一貫性を持たせる
- 正直・誠実に自分を話す
是非、この記事が参考になればと思います!
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