
こんにちは!
飲食・観光業界のキャリアにエールを送る!
フードキャリエールのキャリアコンサルタント宮原です。
私は、料理専門学校を卒業して飲食業界で5年と、
転職して人材業界で6年働いた経験から、飲食業界に関わる人のキャリアにエールを送るために、情報発信からキャリアカウンセリング・コーチング・ワークショップ運営などを行なっています!
本日は、【何のために働いているのだろう?】という問いへ答えを示してくれる本から得た学びを紹介したいと思います!
この記事をみていただきたい方は、
- 何のために働くか知りたい方
- 最近、仕事への情熱を無くしてしまっている
- 生活やストレスなど、正直働く目的を考えている暇はない
- それでも情熱やミッションを持って仕事したいと思っている
こんな想いを持っている方へ向けた内容になっています。
目次
『ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由』
『ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由』
著者:岩田 松雄
元スターバックスのCEO、岩田松雄さんが書いた著書です。
『何のために働くのか?』
誰もが1度は、考えた事があるかもしれません。
この本は、岩田さんが今まで、社長職を経験されてきた、
「スターバックス」や「ザ・ボディショップ」での経験を通して、
『ミッション』を持つ事の大切さや、作り方のコツなどを教えてくれます!
私がこの本を読んだ事で感じた変化などを共有し、
皆様のヒントになればと思います!
仕事の中で感じる『火花が散る瞬間』とは

本の中でこんな言葉がありました。
何が価値なのか?価値はいつ、どこで生み出されているのか?
『ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由』より
これが火花が散る瞬間になるようです。
日頃、何気なく仕事している中で、お客様や関わる方へ、
どんな価値を提供できているのか?
日々の忙しさに埋もれてしまい、「なぜ働いているのか、わからなくなってしまう」「モチベーションが上がらない」と言う原因には、
この『火花が散る瞬間』を見逃しているか、実感できていないからかもしれません!
そんな時は、自分の仕事の中で、火花が散る瞬間をイメージすることをおすすめします!
ミッションを持つ事で、やる気やビジョンも湧いてくる

人は、ミッションを持つことで、モチベーションが上がりやる気が湧いてくる。
- 何のために自分は、働いているのか?
- 自分がいることで、どんな介在価値があるのか?
- 自分が関わることで、世の中が良くなるのか?
自分自身が、世の中に価値提供できている事を実感できると、
やがて、その想いがミッションになり、ミッションがある事で、
未来の自分のビジョンを描けるようになり、パッション(情熱)を持って生きていく事ができるのだと本を読んで感じました。
仕事は世の中を良くするための手段

本の中のこの言葉にハッとしました!
スターバックスはたまたまコーヒーを扱っているだけであって、目指しているのはコーヒー・ビジネスではなく、「ピープル・ビジネス」なのだ
『ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由』より
コーヒーを売るを目的としているのではなく、人々の心を豊にし、活力を産むためにコーヒーを売っている。と言う内容をみた時に、改めて、ミッションの大切さに気づかされました!
仕事で悩んだ時や、転職を考えている時、
給与・仕事内容・人間関係など色々と考えますが、結局は自分のしたいことは、【人が生き生きと仕事できる社会を作りたい】ということなので、料理人であろうが、営業であろうが、キャリアコンサルタント であろうが、それは手段でしかないことでした。
ミッションを持ち仕事をしていれば、自ずと『どうすればミッションに近づけるか』『そのために利益を儲けられるか』を考え、関わる人や自分の豊さにも近づきます!
ミッションを作る7つのヒント

では、具体的に自分のミッションを作っていくには、どうすれば良いか?
詳しくは本を見て感じていただきたいのですが、7つのヒントと読んでみた感想をお伝えできればと思います!
1:働き方でなく、働く目的を考える
2:自分、ミッション、会社は三位一体で成長する
3:「私」を無くす
4:3つの輪は何か考える
5:ミッション探し、自分探しの旅はずっと続く
6:自分の存在を肯定する
7:「自分はまだまだ」の気持ちが成長を加速する
『ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由』より
1:働く目的を考える
「なぜ?働いているのか?」をずっと考え続ける事が大切だと感じました!
人間は努力する限り悩む生き物と言われているようで、決して、ミッションがない事を恥じることはありません!
自分の中の働く目的を考えていきましょう!
2:三位一体で成長
自分、ミッション、会社が同じ方向を向いた時、
三位一体で成長できる!
最初はミッションがなくても、会社のミッションや、目の前の仕事を頑張っていくことで、自分だけのミッションが見つかるかもしれません!
3:私を無くす
私とは、自分の出世やお金だけのために、ミッションを掲げる事。
最初はうまく行っても、いずれ崩れてしまう事が多いようです。
世の中のため、誰かのために頑張る事で、すごい力を発揮できるのではないかと思います。
4:3つの輪とは

自分の好きな事・得意な事・何か人のためになる事の円が、
3つ重なる部分であれば、需要もあり、より世の中のお役に立てると感じます!
5:ミッション・自分探しの旅は続く
その人の状況や気持ちによってもミッションは変化し続けていくのだと感じました!
キャリアの選択を迫られた時に、日頃から自分のミッションについて真剣に考えておく事で、転職や独立の時にも役立つと感じます!
6:ありのままの自分を受け入れ肯定
ミッションがない自分を否定せず、どんな時も自分自身の味方でいる事が、ミッションを決めていく時に大切なのだと感じました!
7:日々、成長!謙虚な気持ちが大切

ミッションを決めて、うまくいったりしても、慢心する事なく、
自分はまだまだ!という謙虚な気持ちでいる事が、ずっと成長していけるコツだと感じます。
謙虚な心で、日々生活をしていこうと改めて思います。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
日々の仕事で悩んでいる、モチベーションが下がっていると感じている方がいれば、是非おすすめの1冊です!
【ミッションを読んで感じた・学んだ事】
- 仕事の中で感じる『火花が散る瞬間』とは
- ミッションを持つ事で、やる気やビジョンも湧いてくる
- 仕事は世の中を良くするための手段
- ミッションを作る7つのヒント
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです!
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