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飲食業界

これってやりがい搾取?【飲食店で働く人のチェックポイント10個と対策3つ】

2020年7月12日

こんにちは!
働く人のキャリアにエールを送る!
キャリアコンサルタント宮原です。

私は、以下の経験を通して、キャリアについて情報発信やキャリア支援を行なっています!

  • 料理専門学校を卒業して飲食業界で調理・サービス
  • 人材業界で求人広告・人材派遣・人材紹介・キャリアカウンセラー 
  • 副業でブログ運営やコーチング

こんなお悩みありませんか?

  • やりがい搾取って何?
  • 自分もやりがい搾取されている?
  • もしもやりがい搾取されてたらどうすればいい?
記事内容
  1. やりがい搾取とは?
  2. やりがい搾取10個のチェックポイント
  3. やりがい搾取への3つの対策

この記事の根拠は?

・5年間の飲食経験・7年間の人材業界経験で、500名以上転職相談経験
・兼業で飲食専門キャリアコンサルタントやコーチングを実施

記事の最後では、飲食業界おすすめ求人サイトと飲食業界から異業種へのおすすめ転職サービスを紹介します!

私自身の経験が、皆様のお役に立てればと思います!

やりがい搾取とは?

経営者が支払うべき賃金や手当の代わりに、労働者に「やりがい」を強く意識させることにより、本来支払うべき賃金(および割増賃金)の支払いを免れる行為をいう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

飲食業界で働いていると、自己啓発で休日に出勤する事が美学、朝早く来て夜遅くまで働く事が頑張っている事になるなど、今考えると洗脳されていたんじゃないのか?という程に、『やりがい搾取』が多い業界です。

確かに働いている本人が、『楽しい』『自分の為になっている』という気持ちがあれば良いのですが、経営者や会社の言われるままに動かされて、気がついた時には、給与も上がってないし、健康状態も悪くなっているという状態になっていると非常に悲しいです。

飲食業界でやりがい搾取が起こる傾向

やりがい搾取の傾向(働く側)

・意識が高い
・長時間働く事に美学を感じている
・役職や経歴にこだわる
・使命感が強い
・夢に対して具体的な行動目標が無い

やりがい搾取の傾向(経営側)

・人件費を削るため
・飲食業界構造が薄利多売のため
・夢や目標ワードの乱用
・労働時間が長いことへの美学
・俺たちも厳しい環境で働いてきた=お前らもキツイ環境で働けよ価値観

やりがい搾取10個のチェックポイント

あれ?自分ってやりがい搾取されてる?と感じたら下記のチェックリストを使ったみましょう!2つ以上当てはまれば、可能性大です。

チェックリスト

  • 残業代が出ない(サービス残業)
  • 休日出勤手当が出ない(サービス休出)
  • 長期雇用なのに社会保険加入がない
  • 最低賃金を割っている
  • 入社6ヶ月経過しているのに有給消化させてくれない
  • 経営層がやたら「社員は家族」という言葉を使う
  • 何かあると「それは君のやる気が足りない」と言ってくる
  • 職場でサービス残業やサービス出勤が美学になっている
  • 上司に相談しても精神論で返される
  • 頑張りが昇給や賞与に反映されない

『やりがい搾取』が横行する一番の原因が、経費(主に人件費)を削り、利益を出したいからです。

本当に自分自身が『やりがい』を感じて仕事できているのであれば良いのですが、それをうまく利用されてしまい、気がついたら身も心も疲れ果ててしまっては、どうしようもありません。

まずは、今の自分の状態を知りましょう!

やりがい搾取への3つの対策

チェックポイントを実施して、自分が『やりがい搾取』されている事に気がついたら、対策を打つ事で現状を打開していきましょう!

①冷静なって労働力を時給に換算してみる

まずは冷静に自分の労働力を時間給に換算してみましょう!

理由は、時間給に換算した時に、『この頑張りは自分の将来の投資になっている』という気持ちになれば、やりがい搾取状態になっていないという事だからです。

【時間単価の計算方法】

ココがポイント

時間単価=1ヶ月の賃金÷月平均実働時間

時給の計算方法(具体例)

【1日8時間勤務×25日出勤の場合】
月給200,000円÷月平均労働時間200時間=時間単価1,000円

【1日12時間労働×25日出勤の場合】
月給200,000円÷月平均労働時間300時間=時間単価666円

実際の時間単価を算出する事で、現状を知り、時給を上げるためにはどうすれば良いか、残業を減らすのか?評価を上がれば良いのか?など対策を打つ事ができます!

②労働組合や弁護士等の窓口に相談してみる

上司や経営層に相談して改善されなければ、専門機関に相談してみる事も1つの解決策です。

自分1人だけだと、会社に太刀打ちできない場合もあります。

労働局や自治体にも相談してみる事もおすすめします。
厚生労働省 総合労働相談ページ

退職の意思を報告して、引き留めに合い辞めさせてくれない場合は、
手間がかからない、退職代行サービスもおすすめです!

退職代行EXIT

③転職や副業を検討してみる

今の環境で解決されない場合は、転職や副業を検討してみる事をおすすめします!

理由は、本人の夢や目標を利用して、『やりがい搾取』を続ける環境にいるよりも、自分の意思を尊重してくれて、会社と本人がお互いにwinwinで成長できる環境は、必ずあるからです。

私も実際に、飲食業界で働いている時に、自分を見つめ直して転職活動をスタートさせた経験があります。

現在は、キャリアコンサルタントとして幅広い業界の転職支援と、兼業でブログ運営やキャリア相談を行なっています。

自分1人で転職活動が不安な場合は、転職エージェントを活用するとスムーズです!

転職エージェント活用メリット

・キャリアの棚卸しができる
・自分で調べるよりも求人情報が豊富
・書類選考対策ができる
・面接対策ができる
・内定後の条件交渉ができる

『やりがい搾取』されている時間を、もっと自分の将来のための時間に使って欲しいです!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

記事の内容をまとめると…

【やりがい搾取とは?】

【やりがい搾取とは?】

経営者が支払うべき賃金や手当の代わりに、労働者に「やりがい」を強く意識させることにより、本来支払うべき賃金(および割増賃金)の支払いを免れる行為をいう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

やりがい搾取10個のチェックポイント

  • 残業代が出ない(サービス残業)
  • 休日出勤手当が出ない(サービス休出)
  • 長期雇用なのに社会保険加入がない
  • 最低賃金を割っている
  • 入社6ヶ月経過しているのに有給消化させてくれない
  • 経営層がやたら「社員は家族」という言葉を使う
  • 何かあると「それは君のやる気が足りない」と言ってくる
  • 職場でサービス残業やサービス出勤が美学になっている
  • 上司に相談しても精神論で返される
  • 頑張りが昇給や賞与に反映されない

やりがい搾取への対策3つ

①冷静になって時給に換算してみる
②労働組合や弁護士等に相談してみる
③転職や副業を検討してみる
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この記事が皆様のお役に立てれば幸いです!

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