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【給料が低い!”真実”と対策4つ紹介します】業界・年齢別データから転職エージェントが解説

2021年6月19日

こんにちは!
働く人のキャリアにエールを送る!
キャリアコンサルタントの”みや”です。

転職エージェントとして500人以上の転職相談実績と、兼業でキャリア応援ブログを運営しています

こんなお悩みありませんか?

  • みんないくらもらってる?
  • 給料が低い原因を知りたい
  • 今の会社で給料を上げる方法を知りたい
  • 仕事以外でも収入は上げれる?
  • 給料を上げる転職方法を知りたい
この記事を見ると、次の事がわかります!
・日本の年齢別・職種別の平均給料がわかる
・給料が上がらない原因、給料を上げる方法がわかる
・給料を上げるための転職エージェントサービスを知れる

それでは解説していきます!

【真実】給料を早く上げるには"今のところ転職"しかない。

「給料が低い・・・上げるには、どうすればいいですか?」
「残念ながら今の日本では、まだまだ年功序列制度があり、いきなりプラス月5万円!みたいな昇給は見込めません。」
今の会社に残って昇給を狙うとスピードが圧倒的に遅いので、手っ取り早く年収を上げるには”転職”が必要になります。
「まずは焦らず、一歩引いて給料の平均値を見て、今の自分がどの位置にいるか確かめてみましょう!」

ポイント:自分の給与を平均値から考えてみる

平均値を見る事で、次の打ち手を検討できます。

さらに詳しく

・給料は平均値以上→このまま会社で昇給を狙う
・給料は上がりそうにないから副業を検討する
・給与は平均以下→転職を検討する

それでは、データをみていきましょう。

日本人の平均年収

まずは、2015年〜2019年の日本人平均年収を見ていきましょう。

厚生労働省が毎年出している、「賃金構造基本統計調査」から解説していきます!

出典:「令和元年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)性別賃金の推移を加工して作成

見てわかる通り、徐々に増加傾向であることがわかります!

2020年度版は、まだ出ておらず新型コロナウィルスの経済影響もあり、下がる可能性もありますが、

男女で平均すると307.7万円となります。

自分の年収が、300万円以下だと平均より低いことになりますが、人により状況が違うと思うので、年齢別・産業別に見ていきたいと思います!

年齢・性別の平均年収(令和元年Ver)

出典:「令和元年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)(年齢階級別賃金※大企業)を加工して作成

年齢別に見ると下記の傾向が見えてきます。

参考

・年収300万円を超えるタイミングが、男性30歳に対して女性50歳
・年収最大値:男性50〜54歳・493.5万円/女性50〜54歳・304.9万円
・男性、女性の年収差150〜200万円

・最大でも年収500万円に届かない

給与の伸び率を見ても、まだまだ日本の会社は、年功序列制度があることがわかります。

産業別の平均年収(令和元年Ver)

出典:「令和元年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)産業別/性別を加工して作成

産業別の年収推移です。

よく見ると下記の傾向が見えてきます。

参考

・年収高いトップ3:①金融・保険②教育・学習③情報・通信
・年収低いワースト3:①宿泊・飲食②サービス業③運輸・郵便業
・男性トップが金融業に対し、女性トップは教育・学習業
情報通信業が、伸びている

WEB業界やIT業界の業績が伸びている事で、情報通信業の年収も上がってきています。

新型コロナウィルスの影響で、業績不振になった宿泊・飲食業界から異業種へ転職する動きも活発です。

気になる人は、こちらの記事もご覧ください!【飲食から転職】未経験からでも失敗しない!おすすめ転職サイト・エージェント6選

給料が低い原因4つ

ここからは、給料が低い原因を4つ紹介していきます!

今の自分がどれに当てはまるか見比べることで、解決策が見えてきます。

①基本給が低い(+手当でやっと給与平均)

日本の会社の給与体系は、基本給+手当+固定残業代など、基本給を低く設定しているパターンが多いです。

なぜなら、基本給を上げてしまうと、後で下げにくくなるので、そのほかの手当で補うことで、平均値に近づけているためです。

結果、会社の経営状況が悪くなると、残業が減ったり、その他手当の支給条件を外されて、一気に給料が減ってしまうのです。

気になる人は、自分の給料明細の基本給をチェックして、平均値と比べてみましょう!

②会社規模と年齢(年功序列でスピード遅い)

まだまだ日本の会社は、年功序列制度が多いです。

年功序列(ねんこうじょれつ)とは、官公庁や企業などにおいて勤続年数、年齢などに応じて役職や賃金を上昇させる人事制度・慣習のシステム。

ウェキペディア

この制度は、安定性がある反面、昇給スピードが遅いです。さらに会社規模にも左右されます。

やっと昇給したとして毎月数千〜よくて1万円程度です。

長期的に見れば、大手企業で年功序列の昇給制度がある会社が有利ですが、「すぐに給料を上げたい!」「今の給料では納得できない!」という人には、手段は転職しかありません。

具体的には、下記のような業種・職種であればすぐに昇給に繋げることが可能です。

ポイント

・外資系企業
・ベンチャー企業
・インセンティブ要素が多い営業

③伸びない業界・職種にいるから

給料を上げたいのであれば以下の2つが重要になります。

ポイント

・自分がいる業界の成長性
・自分の職種は、今後もあるか

なぜなら、AIの発達、新型コロナウィルス、米中貿易摩擦、少子高齢化など、今の日本には不安要素満載で、常に変化しているからです。

給料が上がらない原因の1つに、自分が今いる会社が、景気の影響をもろに受ける場合があります。

具体的には

注意ポイント

◆業界
・金融業界:窓口対応を自動化(AI、IT)
・出版業界:ペーパーレス化
・製造業界:業界は明るいが、作業員の自動化
・飲食業界:新型コロナでの打撃
・観光業界:新型コロナでの海外旅行激減
・アパレル業界:外出減による影響

注意ポイント

◆職種
・事務職:AI代替えで人員削減
・士業:AI代替え
・レジ、受付:AI代替え
・工場作業員:簡単な仕事はAI代替え

自分が今いる会社は、業種・職種ともに、影響がないかチェックしてみましょう!

④給料UPに直結する"スキル、資格"がないから

給料UPしたいなら、『直結するスキル、資格が必要です。』

なぜなら、漠然と給料上げるために資格を取る!と意気込んでまったく関係ない資格を取っても意味がないからです。

具体的には下記のような資格やスキルがおすすめです。

営業職

簿記3級→会社業績を読んで、営業に活かす
TOEIC→外資系であれば語学証明になる
マーケティングスキル→営業活動全般

経理職

簿記2級以上→実務ができる証明になる

事務職

MOS(マイクロオフィススペシャリスト)→エクセル、ワードが使える証明になる

その他

宅建建物取引士→不動産業界で有利
介護福祉士→介護業界で有利

転職や給料UPに有利な資格を知りたい方は、下記もご覧下さい。

給料を上げる方法4つ

給与が上がらない原因が分かったら、今度は、給料を上げる方法を伝えていきます!

①実績を出して”昇給"を狙う

1つ目は、シンプルに今いる会社で実績を出して、昇給を狙う方法です。

具体的には、会社から求められる評価基準以上の成果を出すことで、昇給をしていきます。

まずは、会社の評価制度をチェックする必要がありますね!

メリット

・目指すべき基準が目に見えるので狙いやすい

デメリット

・昇給に年数単位で時間がかかる
・昇給しても1年で数千円〜数万円

②昇給に繋がる”資格・スキルUP"を狙う

2つ目は、昇給に繋がりそうな資格・スキルUPを狙う方法です。

業務にまったく関係ない資格を選んでも、時間と労力の無駄になってしまいます。

ポイントは、会社の福利厚生をチェックし、資格手当の対象になりそうなものを選びましょう!

メリット

・資格取得は、成果が目に見えやすい
・昇給、スキルアップ両方に繋がる

デメリット

・資格によっては取得に時間がかかる
・取得してもせいぜい、数千円〜数万円

昇給に繋がりそうな資格は、【転職に有利になる!業界別・おすすめ資格20選】をご覧ください!

③副業で"事業所得"を作る

3つ目は、副業で事業所得を作ることです。

今いる会社で昇給が見込めない。でも転職まではしたくない!という方におすすめです。

副業選びのポイントは、『欲しい副収入に合わせて副業を選ぶ事』です。

副業によって、収入の目安が違うからです!詳しくは下記の記事をご覧ください。

【おすすめ副業12選】月1万円〜稼ぎたいサラリーマン・主婦の立場から考案!選び方や気をつけるポイントも解説!

メリット

・本業以外の収入が手に入る
・スキルアップに繋がる

デメリット

・副業禁止の規定があると難しい
・労働時間が長くなる

④転職で"年収UP"を狙う

4つ目は、給料を上げる方法で、一番手っ取り早い”転職”です。

転職こそが、給料を早く上げる1番の近道になります。

おすすめは、今と同じ”職種・業種”で転職を狙う【軸ずらし転職】です。

私も日々、転職エージェントとして活動していますが、人によっては年収50万円〜100万円UPという方もいるくらいです。

自分1人で転職活動をすると、年収交渉に労力がかかるので、年収UPを狙いたい方は、転職エージェントを活用する事をおすすめします!

【給料を上げる】転職エージェントを紹介

リクルートエージェント

リクルートエージェント・こんな方におすすめ

  • 幅広い職種・業種の求人を紹介して欲しい人
  • 大手〜中小企業の求人を紹介して欲しい人
  • 収入をUPさせたい人
  • 履歴書・職務経歴書・面接方法がわからない方

メリット

・業界トップクラスの求人件数!一般公開以外の非公開求人案件も10万件以上!
・履歴書や職務経歴アドバイスはもちろん、面接対策・年収交渉も可能!
・経験豊富なアドバイザーが多数!的確なアドバイスや自分自身の魅力発見も!
・キャリアカウンセリングから強みを発見してくれる!
・リモートでの面談も対応可能!

私も利用させていただき、実際に年収+70万円UPし、転職成功もしております!

リクルートエージェントの詳細

パソナキャリア 

パソナキャリア・こんな方におすすめ

  • 顧客満足度の高いエージェントを利用したい方
  • 転職後に年収UPさせたい方
  • 丁寧なサポートを希望したい方
  • 女性の転職支援実績が多いエージェントに相談したい方

 

メリット

・80%以上が非公開求人
・今まで25万人の転職支援実績がある
・年収UP率が67.1%
・オリコン顧客満足度が転職エージェント部門で3年連続1位
・コンサルティング力が高い

JACリクルートメント(ハイキャリア転職)

JACリクルートメント・こんな方におすすめ

  • ハイキャリア転職を希望している方(年収600〜1500万円以上)
  • 管理職やマネジメント経験を活かして転職したい方
  • 外資系への転職を希望する方
  • 語学力を活かして転職したい方

メリット

・管理職向けの転職支援に強みあり
・日本で30年の歴史、25,000件以上のハイクラス求人あり
・800名以上のコンサルタントが在籍!1人1人にあったサポートが充実
・管理部門(総務・人事・経理)、営業、専門エンジニアなどに強みがある
・WEB面談対応可能

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今いる会社の給料が低くて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

まずは自分の今いる位置を確かめて、対策を打っていきましょう!

ポイント

【日本人の平均年収】
307.7万円

【給料が低い原因4つ】

①基本給が低い(+手当でやっと給与平均)
②会社規模と年齢(年功序列でスピード遅い)
③伸びない業界・職種にいるから
④給料UPに直結する"スキル、資格"がないから

【給料を上げる方法4つ】

①実績を出して”昇給"を狙う
②昇給に繋がる”資格・スキルUP"を狙う
③副業で"事業所得"を作る
④転職で"年収UP"を狙う

【年収UP!おすすめ転職エージェント3選】

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです!

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